オレンジクラブとは?

1. 会員の構成 (2020.1.20現在)

☆会員数: 92名

 男性 28名、 女性 64名

グループ別構成人員

・ホール  ; 41名

・移動図書    ; 37名

・病棟   ; 14名

2. オレンジクラブの誕生
昭和49年(1974年)、福島 武氏が平塚共済病院に創立し、その後2年余りを経て、神奈川県内の7つの
    病院内に結成。
・東海大学医学部付属病院では昭和50年末に結成され、翌昭和51年1月から
29名で活動を開始。

3. オレンジクラブの名称について
・昭和7年の5・15事件で「話せばわかる」との明言を残して凶弾に倒れた、犬養首相の孫にあたる作家の
   犬養道子さんが、パリの病院で見たボランティアのユニホームが、黄色であった印象を自作の「セーヌ左岸
   で」に掲載され、それを読まれて感銘を受けた創立者の福島 武氏
が、オレンジクラブと名付けられた

4. 病院ボランティアの活動について
生まれてから死に至る過程で、「病気」や「怪我」などで医療の必要な患者さんが、より良い環境で治療を
  受けられるように、多岐に亘って患者さんのお手伝いをする活動。

5. 活動に当たっての基本的考え方
1) 自  助 ⇔ 自  立
2) 共  助 ⇔ 互いに支え合う
3) 公  助 ⇔ 公的機関の援助

  *可能な限り患者さんの気持ちを尊重すると共に、本人の機能回復を意識した活動が大切。
      ・・・・・
「親切の押し売りはしない」

6. 院内ボランティアの相応環境 (インターネット掲載記事から引用)

     1) 個々の「意思」に基づいて集まった緩やかな集団であるため、指揮命令系統によって組織を統率す

   ことが難しく、ボランティアのためのマネジメント手法が求められる。
     例えば医療機関がルールを
主張するだけでなく、ボランティアの自主性を重じて、その意思を積極的に 
       受け入れる姿勢を見せ
ることが望まれる。
   2)
ボランティア活動は、医療機関の下請け業務ではなく、また無償で行われて当然の業務でもないため、
           院内
職員による感謝やいたわりが重要な意味をもつことを、院内共通の認識として徹底する必要がある。
 
  3) ボランティアに依頼する業務であっても、責任をとるのは医療機関の職員であり、プラス アルファ
     サービスを
ボランティアが担うという関係を維持する必要がある。